冬瓜は『冬』とついているので、冬の野菜と勘違いされやすいですが、実は旬は夏なんです。
主に6月~9月頃の出回り、一番の旬は7月8月です。
貯蔵性が高く、冬まで持つので『冬瓜』という名前なんだそうです。
冬瓜は、種や皮も食べられ、ほとんど捨てるところがない、すばらしい野菜です。
皮と種の栄養
皮は、漢方薬に使用されるほど、栄養価が高い部分です。
種は痔や打ち身の外用薬として用いられています。
また、美白作用効果があり、美容クリームの材料として使用されています。
冬瓜の種には外用薬としてだけではなく、体の内側から美しくなる働きもあります。
体の内側から美白作用としての働きや、優れた利尿作用があります。
冬瓜に期待できる効果
冬瓜にはさまざまな効果が期待できます。
- 高血圧、むくみを予防する効能
- ビタミンCが多く含まれ、美肌効果あり
- 肥満と動脈硬化の予防
- 便秘の予防、大腸がんの予防
食物繊維やビタミンなどを豊富に含んでいるので、夏バテしやすい季節こそ、積極的に摂りたい野菜ですね。
おすすめの調理方法
まずは、実と皮とワタに切り分けましょう、
皮は包丁で切りづらかったらピーラーを使うのもいいですね。
実
身の部分は生でも加熱でも食べられます。
肉じゃがのように豚肉や鶏肉と煮込んだり、ひき肉と煮込んで最後にとろみをつけたあんかけもおすすめです。
お豆腐の代わりに冬瓜でマーボー冬瓜もおススメ。
マーボー豆腐の素を使えば、あっという間に作れますね。
生食の場合は、薄くスライスして塩でもんで絞ってから、ツナやハムとマヨネーズで和えたり、和風ドレッシングで鰹節とわさび、大葉などでさっぱりサラダにしたり、いろいろな味のバリエーションが楽しめます。
皮
皮は細く千切りにして、人参や赤ピーマンなどと炒めて彩りのよいきんぴらにしたり、かき揚げにするのがおススメ。
ワタ
種ごと食べられますよ。
ポン酢で和えた酢の物、味噌汁やスープなどの汁もの、カレーやシチューなどの煮込みに入れたり、など、いろいろと楽しめます。
唐揚げや卵をからめてソテーにするピカタなどもできますよ。
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