パーティーに欠かせないローストビーフ。
ローストビーフがあるだけで、見た目も豪華でテンションが上がりますよね。
でも、ローストビーフを家で作るとき、どの部位の肉を買えばいいのか悩みませんか?
ここでは、ローストビーフに向いているお肉の種類と選び方や特徴などについてご紹介していきます。
目次
お肉選び
精肉店で聞いてしまうのが手っ取り早いです。
「ローストビーフに最適なお肉をください!」
これで、間違いなくおいしいお肉が手に入ります。
そうはいっても、精肉店が近くになく、スーパーで買うこともありますよね。
自分の目で選びたい、という方もいると思います。
そんなときの選ぶポイントは、赤身の肉を選ぶこと。
脂身が多いと冷めたときに硬くなってしまうので、ローストビーフには不向きです。
ローストビーフには、次の3つの部位がおススメです。
ローストビーフに向きの部位は?
モモ
ローストビーフのお肉は、脂身が多いと冷めたときに硬くなってしまいます。
モモは赤身と脂身の量が程よく、ちょうどよい柔らかさです。
一番作りやすく初心者向きのお肉です。
ロース
きめ細かい肉質と柔らかい風味が特徴。
ロースには種類がありますが、その中でもリブロースは霜降りが入っていて肉質もよくやわらかいので、ローストビーフ向きです。
ちなみに、肩ロースも柔らかいですがどちらかというと煮込みやステーキに使われることが多い部位です。
ロースは、国産よりも、アメリカ産やオーストラリア産などの輸入牛がおススメ。
国産のロースだと脂身が多くなってしまい硬くなりがちなので、輸入牛を選びましょう。
ランプ
肉質はキメが細かく柔らかいのが特徴。
うっすらとサシが入っていて、見た目にもおいしそうです。
脂はクセが少なく上品さを感じることができます。
赤身は、牛肉の味をしっかり感じることが出来る濃厚さがあり、脂っこくなく、食べやすい部位です。
お値段が安めのランプ肉を選ぶのがポイント。
高級なものほど脂身が多いので、ローストビーフには向いていません、
安い輸入流のランプを選びましょう。
国産牛と輸入牛の違い
牛肉の種類や特徴を知っておくと、お肉選びがしやすくなります。
牛肉は
- 和牛
- 国産牛
- 輸入牛
の3種類に分類されます。
それぞれの違いや特徴をご紹介します。
和牛
和牛とは、日本の在来種をもとに、交配を繰り返して改良された牛の品種名。
産地は関係ありません。
下記の4品種と、4品種間の交雑種のみを「和牛」と呼びます。
名前 | 主な産地 |
---|---|
黒毛和種(くろげわしゅ) | 日本全国 |
褐毛和種(あかげわしゅ) | 熊本県、高知県 |
日本短角種(にほんたんかくしゅ) | 岩手県、北海道 |
無角和種(むかくわしゅ) | 山口県 |
和牛の肉質はきめが細かくて軟らかいのが特徴。
赤身の間に細かい脂肪が入った霜降り状の肉で、日本人の好む肉質で人気がありますが価格が高めです。
国産牛
国産牛とは、日本国内で飼育された牛のことです。
品種や生まれた場所は関係なく、日本で飼育された期間が最も長く日本国内で食肉用に加工された牛肉を国産牛と呼びます。
つまり、外来種であっても、外国で生まれた牛でも、日本での飼育期間が一番長く、さらに日本国内で食肉加工されれば、国産牛ということになります。
輸入牛
和牛、国産牛以外の、外国を中心に飼育や食肉加工された肉のことを輸入牛と言います。
肉質の特徴は、きめが粗く、肉も脂肪も硬めです。
輸入牛と一言で言っても、国によって、特徴が異なることが多いです。
アメリカ産が最も脂が少なく、オーストラリア産が多め、そのちょうど中間がニュージーランド産です。
オーストラリア産は、脂が多く臭いもキツめなので、濃い味付け向きです。
ステーキにする場合は、しっかり味のステーキソースが合います。
早速ローストビーフを作ってみよう
お肉選びがわかったところで、早速ローストビーフを作ってみましょう!
オーブンでの低温調理
オーブンの低温調理で美味しいローストビーフを作ってみませんか?
下記の記事では、美味しくコツなどを手順に沿って詳しく説明しています。
ローストビーフの様々な調理法
ローストビーフの簡単な作り方を、焼く・蒸す・湯煎など5つの方法を下記の記事で詳しくご紹介しています。
ローストビーフのソース
混ぜるだけで簡単にできるローストビーフのソースの作り方を下記の記事で詳しくご紹介します。
まとめ
ローストビーフに合う牛肉の種類についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
最初はぜひ作りやすいモモで挑戦してみてください。
作り慣れてきたら、様々な部位で作って、違いを楽しみたいですね。
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