9月19日(木)18:55から放送の『主治医が見つかる診療所』では、すだちの内臓脂肪を減らす効果についての特集があります。
すだちというと、果肉を食べることが多いと思いますが、実は皮にはすごい効果があるんですよ。
捨てるなんてもったいない!
すだちの皮にはスダチチンという成分があり、内臓脂肪を減らす効果があるようなんです。
今回は、すだちの成分、スダチチンの働き、皮ごと食べる調理法などをご紹介します!
すだちの成分
すだちは、さまざまな栄養成分がありますが、特にカリウムとビタミンCが豊富に含まれています。
女性はビタミンCという言葉に弱いですよね。
美肌、抗酸化作用、貧血防止、ストレス防止、癌や動脈硬化の予防、などなど、美容と健康には欠かせない栄養素です。
さらに、果肉と皮でも違った栄養成分があります。
詳しく見ていきましょう。
すだちの果肉や果汁の栄養
すだちといえば、果汁を搾って使うことが多いですよね。
爽やかな酸味は口の中をさっぱりさせてくれます。
果肉や果汁には、クエン酸・ヒタミンC・ビタミンAがたっぷり。
美肌効果や疲労回復に効果的です。
特にクエン酸は、レモンの1.5倍、みかんの4倍と言われています。
すだちの皮の栄養
すだちの皮には、ビタミンA・ビタミンE・カルシウム・食物繊維が豊富に含まれています。
さらに、
- スダチチン
- エリオシトリン
- ヘスペリジン
- ナリルチン
という4種類のポリフェノールが含まれていて、抗酸化作用があります。
この4つの中で特に注目されているのがスダチチンという成分。
スダチチンは、すだち特有の成分で、素晴らしい栄養効果があります。
早速、次の章でスダチチンについて見ていきましょう!
スダチチンの働きや効果
すだち特有の栄養成分のスダチチン。
スダチチンは、
- 内臓脂肪を減らす
- 皮下脂肪を減らす
- 代謝が良くなる
- 糖尿病の改善
などの効果が期待でき、研究が進められています。
脂肪が減り、代謝がよくなることで、体の中から余分なものを排除できるので、結果的に体重増加を抑制することができるのです!
すだちというと、今まで皮は食べていなかった…という方も少なくないと思いますが、ぜひこれからは皮も捨てずに食べるようにしましょう。
といってもどうやって食べればいいの??
という方のために、次の章では、すだちの皮の調理法をご紹介します!
すだちの皮の調理法
すだちの皮をおいしく食べる調理法をご紹介します。
皮と実の間の白い部分に苦みがあります。
薄くスライスすることで、白い部分が大量に口に入ることを防げるので、苦みをあまり感じずに食べることができます。
それでも気になる方は、皮の部分をむく、またはすりおろしたあと、白い部分を取ってから身の部分を使うようにしてくださいね。
薄くスライスしてトッピング
薄~くスライスすれば、皮ごと食べやすくなります。
お吸い物に乗せたり、うどんの上にのせたり。
揚げ物やソテーなど、脂肪分高めのものと一緒に食べると、すだちが脂肪を燃焼してくれるので安心です。
和えものやサラダ
すだちをあえ物やサラダでさっぱりといただきましょう!
爽やかな酸味が口いっぱいに広がります。
酢しょうが&丸ごとスダチde酢の物 by yasutonton
皮の調理方
すりおろす
すりおろして、薬味として食べるとおいしいです。
冷ややっこ、うどん、混ぜご飯、などにどうぞ。
ジャム
柑橘系といえば、マーマレードですね。
もちろん、すだちでもつくれます。
すだちのマーマレードは、さっぱりとした甘さが特徴。
隠し味としてカレーに入れたり、煮魚や照り焼きなど、調味料としても使えます。
まとめ
すだちは、皮の部分にも栄養がたくさんあることが分かりました。
栄養たっぷりなうえに、おいしいすだち。
8月~10月頃になると店頭に並び始めるので、売っていたら迷わずゲットしてくださいね。
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