災害時、水道や電気が止まってしまうと、本当に困りますよね。
普段当たり前に使えていたものが、急に使えなくなると、混乱してしまいます。
こんな時、大活躍してくれるのが新聞紙。
新聞紙はいろいろなものに代用することができるすぐれ物なんです。
お皿やコップなどを作ったり、防寒に使ったり…
防災グッズに新聞紙は必須!
必ず用意しておきましょう。
ここでは、災害時の新聞紙の活用法についてご紹介します!
食器を作る
災害時、水が止まってしまったときは、食器を洗うことができなくなるので、使いたくないですよね。
そんなときは、新聞紙で食器を手作りしましょう。
必要な材料は
- 新聞紙
- ビニールまたはラップ
これだけで出来てしまうので、簡単です!
作り方はこちら↓
ペットボトルの食器や牛乳パックのスプーンの作り方なども見られます。
調理時間短縮に
新聞紙は保温性があるため、調理時間短縮に使うこともできます。
電気やガスが通っていない場合、貴重なカセットコンロで調理することがありますよね。
すこしでも調理時間を短縮するために、新聞紙を使いましょう。
ひと煮たちしたお鍋を新聞紙でグルグルに包めば、保温調理ができます。
パスタを茹でる時など、調理時間より早めに火からおろし、保温で調理することができます。
スリッパを作る
災害時は床にガラスが割れていたり、物がちらばって危ないですよね。
また、靴下だけでは足が寒いこともあります。
そんなときは、新聞紙でスリッパを作りましょう。
作り方はとっても簡単です。
トイレを作る
新聞紙を折って箱を作り、簡易的のトイレを作ることができます。
外側にビニール袋を付ければ、使用後はそのままビニール袋を結んで捨てることができます。
防寒対策として
新聞紙は防寒にも活躍します。
新聞紙は、安い紙で出来ているおかげで、繊維が荒く空気がたくさん含まれていて、保温性があります。
●座布団代わり
座るときに、おしりの下に敷くだけでも、体温が冷たい床に持って行かれず、体温を維持することができます。
●毛布代わり
布団がない時など、新聞紙を布団代わりにかけるだけでも、暖がとれます。
●洋服代わり
衣類の間に挟むことで、もう一枚服を着ているかのような効果を得ることができます。
最初がガサガサうるさくて気になるかもしれませんが、そのうち湿気を含んでしっとりなじんできます。
医療品として
新聞紙は小さく折りたたんだり、くるくると細く丸めると、そこそこの強度があります。
硬い棒のようになった新聞を添え木代わりにして、骨折した部分に固定して使うことができます。
着火剤として
冬場に外で暖を取る時にたき火をすることもあります。
また、ガスが使えなくて、外で料理をすることもあります。
そんな時、新聞紙に火を付けて着火剤代わりにして、炭や枝などに日を付けることができます。
おもちゃとして
小さなお子さんがいると、災害時に不安になったり、飽きてしまったりすることがあります。
新聞紙をおもちゃ代わりにしちゃいましょう。
折り紙のように折って遊んだり、丸めてボール遊びをしたり。
使い方次第でいろいろな遊びを展開することができます。
消臭として
災害時は、ゴミの収集もままならないですよね。
家の中や避難所にはゴミが溢れてしまうこともあります。
ニオイの出る生ごみやおむつゴミなどは新聞紙にくるんでから捨てると、イヤな臭いを吸いとってくれます。
まとめ
新聞紙は何かと大活躍することが分かりました。
使用後はそのまま捨てられるし、便利ですよね。
最近は新聞を取っている家庭が減ってきましたが、たまには新聞を買って、災害時の為に古新聞を取っておくことをおススメします。
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