「ホットミルクを飲むとよくれる」は間違い!実は眠れなくなる理由

12月7日の『世界一受けたい授業』で、

夜ホットミルクを飲むとよく眠れるのはウソ

の特集があります。

 

眠れないときはホットミルクを飲むと眠れるようになるって聞いたことがありますが、本当は違うのでしょうか。

 

ではなぜ「よく眠れる」と言われていたのでしょうか。

 

「ホットミルクを飲むとよくれる」は間違い!実は眠れなくなる理由

と題して、ホットミルクと睡眠の関係を調べてみました。

 

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ホットミルクはよく眠れると言われる理由

■理由1:メラトニンが生成される

牛乳には、睡眠を促すとされるメラトニンを生成するために必要なトリプトファンや神経を落ち着かせてくれるカルシウムが豊富。

トリプトファンはストレス緩和効果のあるセロトニンの材料にもなります。

良い眠りにつくためには、ストレスから解放させる必要があります。

牛乳の成分は、心身ともにリラックスさせる効果が期待できるのです。

 

■理由2:温かい飲み物はリラックスできる

温かい飲み物は、自律神経をリラックスさせる効果があります。

体が温まると、筋肉の緊張がほぐれ、心身の疲労がやわらぎ、自律神経が落ち着きます。

それとは反対に、冷たい飲み物は、体を緊張させる働きがあり、心身がこわばってしまいます。

自律神経は、昼間の活動の時間は「興奮モード」ですが、夜は徐々に「休息モード」に切り替わります。

温かい飲み物はその切り替えを助ける効果があります。

 

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「ホットミルクを飲むとよく眠れる」は間違いだった

前章の説明の通り、ホットミルクを飲むとメラトニンが生成されるため、良く眠れると言われていました。

しかし、ホットミルクを練る前に飲んでもその効果は得られないということがわかりますが。

 

その理由は、

メラトニンの生成にはタイムラグがあった!

ということなんです。

 

トリプトファンが体内でメラトニンになるまでには、なんと半日程度の長い時間がかかるということなんです。

つまり、寝る直前にホットミルクを飲んでも、睡眠中にメラトニンのリラックス効果を得られないということになりますね。

 

それどころか、逆に血圧や血糖値、深部体温の上昇を促進させ、胃が働きだし、体を覚醒させてしまいます。

 

寝る前に水分を取りたい場合は、ぬるめか常温の白湯を飲むのがよさそうです。

 

ホットミルクを飲んでから、リラックス効果を得るのに半日くらいかかるということであるなら、毎日の良い睡眠のために、午後のおやつや夕方ごろにホットミルクを飲んでおけば、眠る頃にリラックス効果を得ることができそうですね。

 

まとめ

ホットミルクと睡眠の関係についてまとめましたが、いかがでしたが?

 

寝る直前には、心身ともにリラックスして睡眠に入りやすい状況を作ることで、良い睡眠をとることができます。

 

ホットミルクはおいしくて特に冬には体が温まるので、飲みたくなるんですよね。

これからは寝る前じゃなくて、おやつに飲みたいと思います。

 

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