入浴剤の代用品は家にある食材でOK!天然素材で子供に安心なものから加齢臭予防まで

家にある食材が簡単に入浴剤として使用できちゃうんですよ~

わざわざ高い入浴剤を買う必要なんてないんです!

野菜やフルーツ、調味料など、天然の素材なので、安心して使うことができます。

使用方法効果などまとめましたので、ご紹介します!

 

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入る前に知っておきたいこと

天然素材とはいえ、お肌や風呂釜などに少なからず刺激がありますので、まずは注意事項を知っておきましょう!

傷や肌荒れがある場合

体に肌荒れや傷口があるとしみることがあります。

その場合は傷が悪化する可能性もありますので、入浴剤の使用は控えた方が無難です。

特に塩やかんきつ系、クエン酸、ニンニク、ショウガ、唐辛子、などは刺激が強い傾向があります。

 

風呂釜を傷めないために

追い炊き機能が付いているお風呂だと、お湯が風呂釜の中を循環する構造になっています。

その為、風呂釜の取扱説明書には、入浴剤は使用しないようにとの記載がある場合が多いです。

天然の材料だとしても同じことが考えられるので、浴槽にお湯以外のものを入れる場合は、追い炊き機能は切って、入り終わったらお湯はすぐに捨てるようにした方が安心です。

冬だと、ゆっくり浸っているとぬるくなってしまうことがあるので、その場合は、シャワーなどを使って、お湯を足すようにしましょう。

 

酸性のもの(柑橘系やクエン酸など)は、大理石やアルミの浴槽なども傷める原因になる恐れがあるので、使用は控えた方が良さそうです。

 

入りすぎは禁物

何事もやりすぎは禁物です。

天然素材とはいえ、お肌や風呂釜、浴槽の素材などに少なからず刺激を与えることになります。

入浴剤の使用頻度は週に1度くらいにしておいた方が良さそうです。

お休みの日のお楽しみとして、週に一度のリラックスバスタイムを楽しむようにしましょう!

私は週末の昼間に天然入浴剤入りのバスタイムを楽しむようにしています。

明るい時間のお風呂っていうだけでも主婦にはなんだか、贅沢ですよ~

 

 

 

調味料

発汗作用 保湿 角質を落とす 血行促進

塩は発汗作用がある成分があり、お風呂で体が温まることで、より多くの汗をかく効果が得られます。

塩風呂に20~30分入ることで、有酸素運動60分と同等の汗をかくと言われるほど!

つまり、ダイエット効果もあるんですよー。

さらに、温まって広がった毛穴に塩分が浸透することで、毛穴に詰まった汚れを取り除き、古い角質を落とす作用もあります。

肌の代謝を促すデトックス効果と、お肌がしっとりするなどの美肌効果や保湿効果など、女性にはうれしい効果が多く期待できます。

お風呂上りは体がポカポカとし、血行がよくなるので、肩こりや腰痛などの緩和も期待できます。

お風呂の中でマッサージをすることで、むくみの改善にもつながります。

 

できるなら、粗塩や岩塩など精製されていないミネラル豊富な天然塩だと、さらに効果が期待できそうです。

使用量目安
30~50g、なれてきたら徐々に量を増やし、一掴み~1kg
入浴法
① 10分浸かります。

② シャワーを浴びます。この時、余裕があるなら、リンパマッサージをすると効果的。

③ さらに塩風呂に入ると、一度目よりもっと大量の汗をかくはずです。

④ 最後にシャワーで流してから上がりましょう。

 

砂糖

保湿 角質を落とす

砂糖には、水分の吸収を促し閉じ込める保湿の働きがあります。

お料理でも、お肉を柔らかくするために下味に砂糖を使うのと同じ作用です。

砂糖風呂に入ったあとは、お肌がふっくらモチモチとし、たっぷり潤った状態になります。

 

砂糖はシュガースクラブとして、古い角質を落とす、という使い方もできます。

やり方は簡単!かかとやひじなど、気になるか箇所に砂糖を直接肌に擦り込みやさしくマッサージしるだけで、ツルツルな美肌になります。

 

使用量目安
大さじ3〜5(30~50g)
シュガースクラブでマッサージする方法
砂糖+はちみつ、または砂糖+オリーブオイル

割合は1:1なので覚えやすいですね。

① はちみつまたはオリーブオイルに砂糖を混ぜてスクラブ状にします。

② 気になる箇所にスクラブをやさしく擦り込むようマッサージします。

③ シャワーで洗い流したら終了です。

 

夏向き 殺菌効果

酢は殺菌作用が強いため、マリネやお漬物など、長期保存する食品に使われる調味料です。

入浴剤として使うと、お肌に付いた汗や皮脂汚れなどをサッパリと洗い流し、体臭の原因となる雑菌の繁殖を抑制する効果があります。

入浴後もお肌を弱酸性に保ち、清潔なお肌の状態を持続させる働きがあることから、夏の臭い予防として最適な入浴剤です。

使用量目安
100~200cc
入浴方法
浴槽にためたお湯の中にお酢を入れて混ぜれば完成です。

入浴後は、臭いが気になるようなら、軽くシャワーをで洗い流しましょう。

 

はちみつ・メープルシロップ

リラックス効果 保湿 角質を落とす

栄養満点で美容効果もあるはちみつは、入浴剤としても最適です。

保湿効果が高いので、乾燥肌や敏感肌の女性やお子さまも安心して使うことができます。

ほんのりとした甘い香りでリラックス効果もあり、バスタイムが楽しくなりますよ。

ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、アミノ酸など、多くの栄養素を含むはちみつは、食べるだけじゃなく、入浴剤や化粧水など、体の外側から使用することでもその効果を得ることができます。

ポリフェノールには、お肌の炎症を抑える作用があり、乾燥による肌荒れや、ニキビなどの吹き出物の改善が期待できます。

乾燥肌だけでなく脂性肌の方にもにもおすすめです。

さらに、毛穴の汚れを落とし、古い角質を落とすというありがたい働きがあります。

使用量目安
大さじ1~3

 

飲み物

牛乳

冬向き リラックス効果 血行促進 保湿

成長に欠かせない栄養素を豊富に含む牛乳は、入浴剤として最適!

牛乳の優しい香りに包まれるとなんだか懐かしいようなリラックスした気持ちになります。

さらにカルシウムやカリウムは、血行改善(むくみ・冷え性・肩こり改善)効果があり、オフィスワークなどで疲れた体を癒します。

保温保湿効果が高く、お肌の乾燥を防ぎ、しっとりもっちりとしたお肌へと導き、美白効果も期待できます。

お肌に優しい弱酸性なので、敏感肌の方やお子さまにも安心です。

日がたってしまい、飲みきれない牛乳などでも、臭いが変わるほど古くなっていなければ、使うことができますよ。

使用量目安
500㎖~1ℓ

 

日本酒

リラックス効果 発汗作用 日焼け後に

化粧品などにも使われることが多い日本酒は、入浴剤にも向いています。

日本酒の成分のコウジ酸はメラニンの生成を抑制する働きがあり、シミやそばかすを防ぎ、日焼け後のメージケアとして効果があります。

さらに、発汗作用や老廃物を排出するデトックス効果があり、体を芯から温めるので、入浴後は体がポカポカと温まっていることが実感できます。

疲れが取れないな~と感じるときは、37~39℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かると血圧が安定し、リラックス効果大です。

料理酒でも効果が得られます。

使用量目安
200㎖~一升瓶丸ごと

 

コーヒーのカス

リラックス効果 発汗作用

コーヒーの香りって癒されますよね~

実際に、コーヒーの香りを嗅ぐことで、脳からアルファ波が出るそうです。

アルファ波には、脳や体をリラックスさせたり、体の免疫力が高まり病気予防につながる効果があります。

最近疲れてるな~という方にコーヒー風呂はピッタリですね。

コーヒー風呂でやさしくマッサージをすると、肌を柔らかなり、セルライトを除去する効果もあるそうです。

使用量目安
①コーヒーの豆かすを使う

淹れた後のコーヒーの豆かすを一度乾燥させたものを、お茶パックやいらないタイツやストッキングなどに入れてうかせます。

 

②抽出したコーヒーを入れる

ドリップして淹れたコーヒーを200~400㎖ほどをお風呂に入れます。

インスタントコーヒーでは効果が薄れてしまうようです。

 

緑茶

殺菌効果 発汗作用 肌トラブル改善

緑茶の殺菌作用により、水虫の改善やニキビ改善などの効果があります。

浴槽に浮かべた茶葉のパックをお肌に押し上げるようにパッティングすると効果大です。

シミ・シワ・そばかすを防ぎ、ハリのあるお肌へと導きます。

使用量目安
お茶の出がらし約大さじ2

 

紅茶

リラックス効果 肌トラブル改善 日焼け後に

紅茶に含まれるポリフェノールは体臭予防に役立ちます。

また、タンニンは昔からヤケドの薬として使われていたことから、日焼け後のお肌のケアに効果的。

ちなみに、ウーロン茶は保湿効果、ジャスミンティーはリラックス効果・女性ホルモンのバランスを整える効果があります。

使用量目安
ティーバック2~3個を入れる

 

ワイン

リラックス効果 肌トラブル改善

ワイン色に染まり、いい香りのするお湯に入るのは、リッチな気分になり、気分も上がり心身ともにリラックスさせる効果があります。

ワインの成分「AHA酸」には、お肌を活性化させる働きがあり、女性にはうれしいアンチエイジング効果も。

ワインには血行を良くする働きがあるので、体が芯から温まり、肩こりや冷え性などにも効果的です。

ワインは白でも赤でもロゼでも、どれでも大丈夫です。

赤ワインに多く含まれるタンニンは、日焼け後のお肌のケアや、美肌にも効果があります。

白ワインは、お肌をしっとりとさせてくれるので、乾燥肌の人にピッタリです。

安いワインで充分効果がありますよ。

使用量目安
200~400㎖くらい

 

ビール

リラックス効果 肌トラブル改善

ちょっと意外かと思われるかもしれませんが、ビール風呂は美肌に効果的なんです。

ビタミン・ミネラル・アミノ酸を豊富に含み、お肌のキメを整え、潤いを与えます。

ビール酵母は、肌や髪、爪などにつやとハリを与え、乾燥から守ってくれます。

さらにビール特有のホップの香りはリラックス効果があり、快眠へと導いてくれます。

38℃くらいのぬるめのお湯に20分浸かると効果大です。

使用量目安
最大で3ℓ

 

食べ物

フルーツ

リラックス効果 肌トラブル改善

天然の入浴剤といえば、フルーツが代表的ですね。

冬至の時のゆず湯は子供のころから馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

フルーツはなんといっても爽やかな香りで心身ともにリフレッシュできるということが最大のポイントです。

フルーツにビタミンCを多く含んでいるものが多く、ツルツルのお肌になり、肌荒れやニキビなどを防ぐ効果があります。

他には血行促進や、冷え性改善、むくみ改善などなど、さまざまな効果が期待できます。

おススメのフルーツは、みかん・グレープフルーツ・レモンなどの柑橘系や、リンゴなどです。

使用量目安
●柑橘系・・・食べ終わった後の皮を良く洗って、水切りネットや使用済みのタイツやストッキングなどに入れます。

●リンゴ・・・2~3個をくし切りにして浮かせるか、食べた後の皮と芯を水切りネットなどに入れて浮かせる方法も。

※お肌が弱い方は、柑橘系の皮は生だと刺激が強く肌がピリピリする場合があるので、その場合はしっかりと天日干ししたものを使うと安心です。

 

クエン酸

疲労回復 肌トラブル改善

疲労回復といえばクエン酸!

疲れがたまってるな~という時にクエン酸風呂はおススメです。

お肌にもよく、ツルツルの美肌へと導いてくれます。

使用量目安
大さじ1~3を入れる

 

ベーキングパウダー(重曹)

殺菌効果 肌トラブル改善

お肌を柔らかくし、古い角質を落としてくれる働きがあります。

また、気になる加齢臭や汗のにおいなどをスッキリと落としてくれます。

使用量と入浴法
大さじ1~3を入れる

あまり頻繁に入るとお肌のアルカリ成分が強くなりすぎ(もともとお肌は弱酸性)、肌荒れを引き起こす原因にもなりますので、週に1度くらいの使用にしましょう。

 

炭酸(クエン酸+炭酸)

夏向き 血行促進 殺菌作用

シュワシュワとした感触が病みつきになる炭酸風呂。

肌に触れるシュワシュワとした感覚がスッキリさっぱりさせてくれるので暑い夏におススメです。

血行促進作用があるので、むくみ・肩こり・冷え性を改善し、冷房で冷えた体を癒してくれます。

さらに、クエン酸には殺菌作用があるので、汗をかいた体や水虫予防など体を清潔に保つ効果があります。

使用量と入浴法
クエン酸1:重曹1と覚えると簡単です。

量は100g~300gずつくらいまで、少ない量から試してみましょう。

温度が高いと炭酸が抜けやすいので、38度くらいがおススメです。

クエン酸と重曹を入れて混ぜたらすぐに入りましょう。

お肌の乾燥を防ぐためにも、30分以内の入浴にしましょう。

 

生姜

発汗作用 血行促進

生姜といえば体をポカポカさせる食材としてあまりにも有名です。

入浴剤として使うことでも同じ効果が期待できるので、寒い冬には体を芯から温めてくれる効果があります。

また、体が温まり、発汗作用が働くので、デトックス効果も期待できます。

冬だけでなく、一日中冷房で冷えた体も癒してくれます。

使用量と入浴法
ショウガを薄切りにして水切りネットなどに入れて浮かせます。

柑橘系と同様、生だと刺激が強いと感じた場合は、天日干ししたものを使うといいですよ。

さらに強い効果を求める場合は、すりおろしたものをお茶パックや使用済みのタイツなどに入れて浮かせる方法もあります。

 

にんにく

肌トラブル改善 血行促進 殺菌作用

お風呂にニンニク?とちょっと驚くかもしれませんが、実は驚くほど多くの効果が期待できそうなんです。

  • シミやしわを防止し、お肌のアンチエイジングに効果的
  • 保湿成分があり、肌荒れやアトピーに効果的
  • 殺菌作用があり、ニキビや水虫などに効果的
  • 体を温め、疲労回復にも効果的

などなど・・・

気になる臭いですが、ほんのり臭いがするかな、くらいでほとんど感じません。

安心して入れますよ。

使用量と入浴法
にんにく1かけを薄切りにし、使用済みのタイツやガーゼなどにくるんでお湯に浮かせます。

刺激が気になる場合は、電子レンジで30秒~1分ほど温めてから使うと安心です。

 

ネギ

血行促進 殺菌作用

ネギには体を温める作用があります。

さらに、臭いを抑える効果があるので、気になる加齢臭予防に役立ちます。

使用量と入浴法
ネギの青い部分1~3本分くらいを5cmほどに切り、さらにタテにも切って、ネギのエキスが出やすくします。

それを水切りネットなどに入れ、お風呂に浮かせてお湯の中でもんでエキスを出します。

 

大根の葉

大根の葉は昔から漢方として使われていたほど、体に良いとされる成分を多く含んでいます。

代謝を促し、血行促進をする作用があり、お風呂上りはポカポカと体が温まっていることが実感できます。

使用量と入浴法
大根葉を大根から切り落とし、そのまま一週間ほど天日または乾燥した室内でよく乾かします。

それを洗濯ネットなどに入れ、お風呂に浮かせます。

葉っぱの青臭いにおいが気になるようでしたら、かんきつ類なども一緒に入れると爽やかな香りになります。

 

赤唐辛子

血行促進

ピリっとした刺激が体の血行を促進し、むくみや冷え性の改善効果があります。

使用量と入浴法
赤唐辛子1~3本を輪切りにし、ガーゼやタイツなどに入れてお風呂に浮かせます。

お湯の中で直接手で揉むと手に刺激が強すぎるので、触らないようにしましょう。

※小さなお子さんや乾燥肌の方には刺激が強いかもしれませんので、注意しましょう。

 

ローリエ

血行促進 疲労回復

体が芯から温まり、疲れを取ってくれる効果があります。

使用量と入浴法
ローリエを細かく切り、ガーゼやお茶パックなどに入れましょう。

 

シナモン

冬向き リラックス効果 血行促進 疲労回復

シナモンのホッコリとする香りに癒されます。

体を温める働きがあり、血行促進や風邪予防などに効果的です。

使用量と入浴法
●パウダータイプ・・・大さじ1~1.5ほどを直接浴槽に入れ溶かしてから入ります

●スティックタイプ・・・1~2本くらいをお茶パックなどに入れたものをお風呂に浮かせます。

牛乳や紅茶なども入れると、さらにホッコリし、思わずにっこりしたくなる良い香りに包まれますよ。

 

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