6/13(木)19時~放送の『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』では、うがいについて特集されますね。
風邪予防にはうがいが効果的、というのは常識としてみなさんも知っていることだと思います。
でも、ちょっと待って、そのうがいの方法、合ってますか?
ただうがいをすればいい、ということではないんです。
正しい方法でやらないと、かえって感染リスクが増えることもあります。
話題の『2段階うがい』の方法についてご紹介します。
2段階うがいが効果的
外から帰ってきてうがいをするとき、口に含んだ水を、いきなり上を向いてガラガラとやっている方いませんか?
それ、NGです!
口の中にあるウイルスを喉の奥に運んでしまうことになり、逆効果です。
お勧めするのは2段階うがい。
では、2段階うがいの方法をご紹介します。
■方法
①口に水を含み、クチュクチュペッと軽くゆすぎ吐きだす。
口の中にあるウイルスなどを、外に吐き出す効果があります。
②口に水を含み、上を向いておぉぉぉと声を出して喉を洗浄してから吐き出す。
ガラガラと喉を鳴らす方が多いと思いますが、おぉぉぉとやると喉の奥まで水が行き届き、スッキリ吐き出すことができます。
③②を2~3回繰り返す。
やり過ぎは、喉の奥の粘膜を傷めるので、2~3回くらいにしましょう。
うがい薬を使用したほうがいい?
必ずしも薬を使ったほうがいいということはないようです。
うがい薬には、大きく2種類あります。
- 殺菌作用
- 抗炎症作用
どちらの効果を得たいかで選ぶうがい薬がちがってくるんですね。
①殺菌作用
細菌やウイルスに対して、殺菌・消毒効果を発揮します。
口臭予防にも効果を発揮します。
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②抗炎症作用
炎症を抑える効果があります。
喉や口内が炎症していて、腫れや痛みがあるときに使用します。
殺菌効果はないので注意が必要です。
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はみがき後のうがいは1回のみ
はみがき後のうがいは、外出時のうがいとはそもそもの目的がちがうので、やり方も異なります。
はみがき後のうがいの場合は、ごく少量の水で1回だけにしましょう。
せっかく、歯磨き剤に含まれる虫歯予防効果のあるフッ素(正しくはフッ化物)が、何度もうがいをすることで薄まってしまい、効果を得ることが出来なくなってしまいます。
そして、はみがき後は、しばらく飲食しないことにより効果が高まると言われています。
まとめ
ただうがいすればいいってものじゃなかったんですね。
これからは、正しいうがい方法で風邪やインフルエンザ、花粉症などから自分を守りましょう。
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