夏になると、アイスコーヒーをガブガブ飲んでしまう方も多いのではないでしょうか。
キンキンに冷えたアイスコーヒー、たまりませんよね~
夏は食欲が落ちているはずなのに、あれ?太った?
まさか、毎日飲んでいるアイスコーヒーのせい?などと気になる方も多いのではないでしょうか。
ダイエット効果が期待できるという噂のコーヒーですが、飲み方を間違えると夏太りを引き起こすことにもなりかねないようです。
ここでは、
- 夏太りとコーヒーの関係
- ダイエット効果が期待できる飲み方
などについてご紹介していきます!
目次
夏太りとコーヒーの関係
「夏太り」と「コーヒー」にはどんな関係があるのか、気になりますね。
コーヒーを飲むと夏太りをするのか。
逆に、コーヒーを飲むと夏太りを防げるのか。
どっちなのぉぉ?
実は、両方の可能性があるんです!
飲み方次第で、夏太りをしてしまうこともあるし、夏太りを防ぐこともできます。
びっくりですねぇ~
では、どうすれば夏太りを防ぎ、ダイエット効果が期待できるコーヒーの飲み方ができるのか、見ていきましょう。
「夏」というキーワードはひとまず置いておいて、「コーヒーを飲むと太る理由」からみていきましょう。
コーヒーを飲むと太る原因はカフェイン
太る原因の一つはカフェインです。
その理由について、みていきましょう。
① カフェインに含まれるコルチゾール
カフェインには、コルチゾールというストレスホルモンを増加させる作用があります。
カフェインを大量に摂取することで、コルチゾールが過剰に分泌され、食欲抑制の働きをするセロトニンが減って、体が糖分を欲しがるようになります。
さらにコルチゾールには、脂肪を分解する働きを抑制する作用があるので、脂肪がつきやすくなります。
糖分を欲し、脂肪が付きやすくなる、なんてコルチゾール恐るべし、ですね。
② カフェイン摂取で睡眠不足に
コーヒーを飲むと眠れなくなる、とよく聞きますよね。
実際、私も眠れなくなったことが何度もあります。
睡眠不足になると、脳が興奮している状態が続き、過食気味になると言われています。
ストレス解消は食べることだという人がいますが、脳の興奮状態が続いているというのが理由だったんですね。
③ カフェインは体を冷やす
カフェインには体を冷やす作用があります。
体が冷えると、身体の代謝が落ち、エネルギーの消費効率が低迷してしまいます。
さらに、代謝が落ちると脂肪を身体に蓄えることになるので、その結果、太ってしまうのです。
特にアイスコーヒーやアイス緑茶は、少量であっても体を冷やしてしまうので、飲みすぎには気をつけましょう。
コーヒーで夏太りする理由はコレだった!
ではなぜ、夏に特に太りやすくなってしまうのでしょうか。
その理由について、ご説明していきます。
【コーヒーで夏太りする理由】
① 冷房のきいた部屋で体が冷えてホットコーヒーをがぶ飲みしてしまったり、夏の暑さに負けて、キンキンに冷えたアイスコーヒーをがぶ飲みしたりと、コーヒー(カフェイン)の摂取量が普段より増える。
② コーヒーを普段より多く飲むことにより、コーヒーに入れる砂糖の摂取量が増え、糖質の摂りすぎや体を冷やす原因になる。(砂糖は体を冷やす食材です)
③ カフェイン摂取で体が冷えることに加え、キンキンに冷えたアイスコーヒーを飲むことで、体が冷えて、代謝が落ち脂肪を蓄えやすい体になってしまう。
簡単に言ってしまうと、コーヒー(特にアイスコーヒー)の摂取量が増えるということが夏太りの原因なんですね。
ということは、飲み方次第で夏太りを防げそうな気がしてきましたね。
早速、ダイエット効果が期待できる理由と飲み方を見ていきましょう!
ダイエット効果が期待できる理由
前章までは、コーヒーで夏太りする理由ついて話してきましたが、実はコーヒーは夏太りするだけの飲み物ではないんです!!
コーヒーは、ダイエット効果が期待できる飲み物としても注目されています。
一見矛盾しているようにも感じますが、コーヒーを飲んで運動することによって、痩せるという効果を得ることができます。
その理由は、ずばり脂肪燃焼効果!
脂肪燃焼効果は、コーヒーを飲んで運動することによって効率よく得ることができるんです。
ダイエットには、
コーヒー+運動
がおススメです。
コーヒーの脂肪燃焼効果はクロロゲン酸
コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、脂肪を燃やす働きがあります。
脂肪燃焼効果があるということで、ダイエット向きの飲み物だといわれているんですね。
コーヒーを飲み、さらに運動や入浴をすることで脂肪燃焼効果をアップさせることが期待できます。
ここで疑問が1つ湧きあがります。
先ほど、カフェインを多く摂取することでコルチゾールが過剰に分泌され、脂肪を分解する働きを抑制し、脂肪が付きやすくなる、という説明もしました。
脂肪が付きやすくなるのか、燃焼効果が期待できるのか、ややこしい話になってきましたね。
話を整理していきましょう。
コルチゾールが過剰に分泌されるのは、カフェインの大量摂取によるものです。
要するに、コーヒーの摂取量を適度にすればカフェインの大量摂取にはならず、コルチゾールも過剰に分泌される事はなく、脂肪が付きやすくなるということも起こりません。
安心しましたね。
ダイエット効果が期待できる飲み方
脂肪燃焼効果を発揮させるには、どんな飲み方をすればよいのか見ていきましょう。
ポイントは4つあります。
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1.ホットコーヒーをブラックで飲む
理由は消化機能という目線で見ると、ホットのほうが断然効果があります。
ですが、アイスコーヒーじゃダメということではないので、ホットが苦手な方は効果は少し劣りますがアイスでも大丈夫です。
なぜ、ブラックで飲むほうがいいのでしょうか。
それは、砂糖は体を冷やす食材なので摂取を避ける
というのが理由です。
砂糖を多く摂ると血糖値が急激に上がり、それを下げようとインスリンを放出され、次に血糖値が低下します。
血糖値の低下に合わせて体温も下がるというわけなんです。
苦いのが苦手な場合は、牛乳(できれば低脂肪乳か無脂肪乳)、豆乳を入れて苦みを抑えるか、砂糖より糖質の少ないはちみつを入れるのがおすすめです。
2.浅煎りが効果的
浅煎りと深煎りを比べると、浅煎りのほうが脂肪燃焼効果が期待できるクロロゲン酸が豊富に含まれています。
つまり、浅煎りのほうがダイエット効果が高いと言えます。
3.食前と食後の両方で飲む
食前にブラックコーヒーを飲むことで、血糖値の上昇を防ぐことができます。
ただし、空腹時に大量に飲んでしまうと胃酸の分泌を促進し、胸やけなどを起こすことがあります。
一口でもいいので、少量飲むことがおススメです。
食後に飲むことが良いとされる理由は、胃液の分泌を活発にし、消化が進む効果が期待できるからです。
4.運動前や入浴前の30分~1時間前に飲む
コーヒーを飲んでから脂肪燃焼効果が発揮されるまで、30分~1時間ほどかかると言われています。
運動や入浴する時間を考えて飲むようにしたいですね。
コーヒーは一日に何杯が適量?
コーヒーの適量は、だいたい1日2~4杯と言われています。
ロースト方法、体質や体調よっても、違いがありますので、何杯飲むことが自分にとってベストなのか、見極めることが大切ですね。
まとめ
コーヒーは、飲み方次第で太ることもあるし、ダイエット効果を得ることもできるということが分かりました。
特に、夏は暑さで胃腸を中心に体調が弱りがちなので、自分の体と相談しながらコーヒー摂取量を考えていくことが大切なんですね。
コーヒーをおいしく飲んで、理想のボディも手に入れましょう!!
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