冬の必需品、ブーツ。
かわいいし暖かいし、冬になると毎日でも履きたくなりますよね。
でも・・・ブーツを脱いだ時の足の臭いニオイ、気になりますよね。
人前じゃ脱げないなーという感じ・・・
ブーツを履くと足が臭くなる原因は何なのでしょうか。
原因を知って、冬こそ足のニオイ対策をしっかり行い、快適に過ごしたいですね。
ここでは、ブーツを脱いだ時に足が臭くなってしまうニオイの原因と対策について詳しくまとめました。
ぜひ、保存版としてご活用ください!!
ブーツを脱いだ時に足が臭くなるのはなぜ?
ブーツを脱いだときのツーンとしたニオイ、悲しくなりますよね。
その臭いはどこからやってくるのかというと、
実は、足とブーツ両方に原因があるんです。
足ニオイの原因とブーツのニオイの原因に分けてまとめました。
それではまず、足の臭いの原因から、見ていきましょう!
足のニオイの原因
①足の汗
もともと、足の裏やつま先は、一日で約200mlの汗をかくと言われています。
ただでさえ、靴の中は湿気がこもりやすく蒸れやすいですが、ブーツはさらに密着度が高く、暖かくて汗をかきやすい状態になるうえ、通気性が悪い状態になっています。
②足の菌
人の足には常在菌という菌が付着しています。
足の裏に汗をかくことで、常在菌が分解しイソ吉草酸(いそきっそうさん)という脂肪酸を作りだします。
イソ吉草酸は納豆のニオイに似た独特の異臭を放ち、「クサっ」と感じる原因になります。
③足の垢
足の裏は、体重を支えて立ったり歩いたりする部分なので、皮膚の角質が厚くなりがちな部分です。
角質というのは皮膚の中でも死んだ細胞。
その証拠に、角質をやすりなどで擦っても痛くないですよね。
角質は、垢となってはがれ落ちていきます。
そして、常在菌は垢を栄養分にして増殖します。
角質ケアをこまめに行うことで、ブーツの中で垢が落ちる量を軽減させることができます。
足のニオイの原因まとめ
ブーツや靴を履いた時の足のニオイの原因について、わかりやすくまとめると、次のようになります。
角質が落ちる ↓ 常在菌が増殖 ↓ 足裏に汗をかくことで、常在菌が分解されイソ吉草酸という脂肪酸を作る ↓ 納豆のようなニオイを放つ |
足のニオイ菌の量
デオドラント製品を扱っている株式会社シービックが足のニオイ菌の量を測定した結果があります。
驚きの結果ですよ!!
■女性
パンプス・・・夕方の菌量は朝の9.1倍
スニーカー・・・夕方の菌量は朝の12.9倍
ブーツ・・・夕方の菌量は朝の23倍
■男性
スニーカー・・・夕方の菌量は朝の42.5倍
革靴・・・夕方の菌量は朝の4倍
衝撃ですね!!
汗の量や運動量などにより違いはあるでしょうけど、このような結果が出たことに、正直驚きました。
ということは、男性のブーツって何倍??
考えただけで恐ろしくなります・・・(汗)
そりゃ、臭くなるわけですね。
ブーツのニオイの原因
ブーツのほうにもニオイの原因があることが考えられます。
①ブーツの素材のニオイ
本革で作られたブーツには、革独特のニオイがあります。
特に新しいブーツは、革のニオイが強いことがありますね。
気になる場合は、風通しが良い場所に陰干しするとニオイが弱くなってきます。
また、履いているうちにだんだんとニオイがとれていきます。
②足のニオイがブーツに染みついている
一度履いたブーツは、足のニオイをたっぷり吸いこんでいます。
キチンとケアしないで再度履く、ということを繰り返すことで、ブーツはどんどん臭くなり、さらに足も臭くなるという悪循環が生まれます。
一度履いたら、足のニオイをしっかり取り、きれいになってから履くようにしましょう。
ブーツのケアは、後ほど詳しくご説明します。
③ブーツの湿気が取れていない
約200mlほどの汗をかくこともある足の裏。
その湿気をキチンと乾かさずにまた履いて・・・ということを繰り返すことで、ブーツ自体が臭くなってしまいます。
次に履く前には、ニオイと共に湿気もキチンと取り除きましょう。
ブーツのニオイの原因まとめ
ブーツ自体には、もともとの素材の臭いや履いていくうちについてしまう汗や汚れの臭いなどが入り混じり、異臭を放つということがわかりました。
異臭を放つブーツを履くことで、足にも異臭がついてしまいます。
イヤですよね・・・
次の章では、足とブーツのニオイ対策について、詳しくまとめていきます。
足とブーツのニオイを撃退する対策
足とブーツが臭う原因がわかったので、次はどのような対策をしていけばいいのかについてご説明します。
臭い移りを防ぐためにも、足とブーツの両方の対策を行うことが大切です。
足のニオイ対策とブーツのニオイ対策に分けてまとめました。
それではまず、足のニオイ対策から、見ていきましょう!
足のニオイ対策
足の清潔を保つことが、臭わない為の対策として重要です。
どのような方法で清潔を保っていくと良いか、詳しく説明していきます。
①足を固形石鹸でよく洗う
お風呂に入った時に、足をささっと洗っていませんか?
足の指の間もよく洗い、足の指も一本一本ごしごしとこすり、爪にゴミが付いていないか、細かいところまで洗い流しましょう。
ボディーソープで体を洗っている方が多いと思いますが、ボディーソープには保湿成分が入っているものがほとんど。
そのおかげでお肌はしっとりするのですが、足の場合は、保湿成分によって汗をかきやすくしてしまうことが考えられます。
足は、固形石鹸を使って洗うと、スッキリさっぱりします。
また、足専用のソープを使うのも効果的です。
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②角質を落とす
足の裏やかかとなど、古い角質がたまりやすい部分です。
お風呂に入った際は擦り洗いをし、角質落としのジェルやスクラブ、ヤスリを使うなどして、角質ケアをおこないましょう。
やり過ぎは、皮膚にダメージを与えてしまうので、使用上の方法を守り、肌をいたわりながらおこなってくださいね。
足裏にタコがある場合も、雑菌が付着しやすくニオイの元になりやすいので、皮膚科に行くなどして、対策を行いましょう。
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③重曹で足の臭いをとる
納豆のような臭いを放つイソ吉草酸は酸性で出来ています。
アルカリ性の重曹を使うことで中和させることができ、消臭効果を得ることができます。
おススメは、重曹を使った足湯です。
【重曹を使った足湯】
洗面器にお湯をはり、小さじ一杯の重曹と小さじ一杯のお酢を入れてよく混ぜ合わせ、15分~20分ほど足湯をします。 最後は、足を洗い流さなくてもOK! 気になるときは、さっと洗い流してください。 |
④消臭スプレーや制汗剤スプレー、などのフットケア商品を使う
ドラッグストアなどに、足の消臭用としてスプレーやぬるタイプのものなど多数おいていあります。
こういった商品を使うのも効果的です。
⑤5本指ソックスや消臭素材のソックスを履く
5本指ソックスは、指先が一本ずつに分かれていることで、普通の靴下よりも足の汗を吸ってくれます。
また、消臭素材のソックスを履くのも効果的です。
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⑥靴下をこまめに履きかえる
外出先の対策として。
ブーツやスニーカーなど、蒸れやすい靴を履いているときは、靴下やタイツ、ストッキングなどをこまめに履きかえましょう。
これだけでも、かなりニオイが軽減されます。
⑦足を拭く
外出先の対策として、靴下を履き換えることをおススメしましたが、その際に、足を汗ふきシートやアルコール除菌ウエットティッシュで拭くと汗や汚れを拭き取ることができ、スッキリします。
本当は足を洗えるといいのですが、外出先ではなかなか難しいですよね。
洗えないのであれば、拭き取るだけでも十分効果はあります。
乾いたタオルでは、菌や汚れは拭きとれないので、必ず湿った布やシートで拭き取りましょう。
⑧消臭効果のあるインソールを入れる
インソール(中敷き)には、消臭効果のあるものが販売されています。
インソールをいれるだけでも、足の汗を吸ってくれ、足やブーツの汚れやニオイを軽減させることができます。
自宅に帰って脱いだら、インソールを洗って干せば、またブーツを履く時には清潔なインソールを使うことができますね。
100円ショップでも売っています。
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ブーツのニオイ対策
一日履いたブーツは、すぐに清潔な状態に戻す必要があります。
そのまま放置していると、菌が増殖しかねません。
すると、履いていない日でも、玄関に置いてあるだけで、ブーツから足のイヤ~なニオイを放ってしまうことになります。
大切なブーツを清潔に長持ちさせるためにも、ケアを怠らないようにしましょう。
では、その方法について説明していきます。
①陰干しをする
脱いだブーツは汗を吸って湿気たっぷり。
一度逆さまにして中にたまった垢などを落とし、風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
②同じブーツは2~3日は履かない
お気に入りだからといって、毎日同じブーツを履いていませんか?
しっかりとブーツを乾燥させ、菌を殺すためにも、同じブーツは2~3日は履かないようにしましょう。
③新聞紙を詰める
新聞紙は湿気を吸いとってくれる優れもの。
家に帰ってブーツを脱いだら、すぐに新聞紙を丸めて入れましょう。
その時に、つま先の方まで入れるのを忘れずに。
新聞紙が湿気と臭いを吸いとってくれます。
④10円玉を入れる
10円玉には、銅イオンの殺菌効果があります。
脱いだ後ののケアといして、10円玉を靴の中に入れることで、殺菌効果を発揮してくれます。
一枚だけでなく、数枚入れたほうがよさそうです。
ブーツに入れる際は、10円玉を洗ってキレイにしてから使用してくださいね。
⑤乾燥材を入れる
おせんべいや海苔などに入っている乾燥剤を脱いだブーツに入れると効果的!
乾燥効果抜群です。
乾燥材は、使った後には風通しの良い日陰で乾燥させることで再利用できます。
小さなきんちゃく袋などに入れると見た目もかわいく、ブーツにも入れやすくなりますね。
⑥カイロを使う
使い捨てカイロは活性炭でできています。
活性炭には消臭の効果がありますので、ブーツの消臭には最適。
もちろん、使用済みのものでOK。
使用済みのカイロは捨てずに、履いた後のブーツの消臭剤として使用しましょう。
効果は永久ではないので、数回使ったら取りかえるようにしてくださいね。
⑦重曹を使う
ブーツの消臭には、重曹が役立ちます。
どのご家庭にもあるものなので、手軽に使えますね。
使い方は簡単!
お茶パックなどに重曹を入れ、脱いだブーツの中にいれます。
一晩入れておくだけでも、かなり臭いを吸収してくれます。
⑧市販の消臭除菌剤を使用する
市販の靴用の消臭除菌剤を使用するとスッキリします。
パウダータイプやスプレータイプなど、いろいろな種類があります。
こちらのパウダータイプはおススメです!
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⑨靴専用の洗剤で洗う
靴屋さんで専用の洗剤を購入して洗うという方法があります。
必ずブーツの素材を確認し、その素材にあった洗剤を選びましょう。
⑩専門の業者に依頼する
自分でキレイにするのには限界があります。
大切はブーツは、専門の業者にクリーニングを依頼するという方法もあります。
靴の修理屋さんや、衣類のクリーニング屋さんなどが窓口になって、専門業者に依頼できるというところもあります。
清潔になるだけではなく、磨いてくれたりと、見違える仕上がりになって手元に戻ってくることでしょう!
ブーツのデザインや素材により、金額が代わりますが、だいたい5,000円前後くらいではないかと思います。
数万円の高いブーツなど、長く愛用できる大切な靴は、業者に依頼するのもアリですよね。
まとめ
ニオイの原因と対策は、足とブーツ両方を清潔に保つことが重要だということがわかりました。
毎日の少しの努力で、快適にブーツを履くことができるなら、やらない手はないですよね。
お気に入りのブーツを履いて、楽しく冬を過ごすためにも、足とブーツのケアをがんばりたいですね!
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