秋分の日は、昼と夜の長さが同じ日。
昼と夜の長さが同じ日は年に2回あって、もうひとつは春分の日です。
昼と夜の長さがほぼ同じになるこの日は、
陽と陰のバランスがとれたこの日は、スピリチュアル的に特別な日といわれています。
こんなステキな日に何もしないなんてもったいない!
ここでは、秋分の日のスピリチュアル的な過ごし方について、詳しくご紹介します
運気の変わり目となるこの日は、太陽のパワーを感じて、ゆったりと過ごしましょう。
目次
2020年の秋分の日はいつ?
2020年の秋分の日は、9月22日(火)です。
秋分の日は年によって日にちが前後することがあります。
国立天文台が作成する翌年の『暦象年表』という小冊子に基づいて決められます。
スピリチュアルってなに?
先ほどから出てくる言葉、スピリチュアル。
聞いたことあるけど、説明できないという方もいるのではないでしょうか。
スピリチュアルという言葉には、「神な」「聖霊な」「霊な」「魂な」「精神な」「超自然的な」という意味があります。
神秘的な世界をイメージする言葉ですね。
感覚的なもの、目に見えないもの、だけど底知れぬパワーを感じるもの、スピリチュアルとはそんな意味がある言葉です。
ここで注目したいのがスピリチュアルの超自然的なという言葉の意味。
自然というと何を連想しますか?
太陽・月・星・海・木・風・動物…
地球上に存在するもののうち、人工的に作られたもの以外すべてです。
つまり、人も自然の一部ということになります。
秋分の日のスピリチュアル的な考え方の原点は、人も自然の一部なんだということです。
日々のめまぐるしい時間や情報などから離れ、心を無にする時間も大切。
自然的なものに耳を傾け、体をゆだねる時間も必要です。
ゆったりとリラックスし、心の声に耳を傾けてみましょう。
焦りや不安から解き放たれ、本当に求めているものや今やるべきことが見えてくるかもしれません。
スピリチュアルなパワーを活かしたものとしては、占い、アロマテラピー、パワーストーン、気功、などがあります。
スピリチュアルの恩恵を受けるには、まずは信じること。
素直な心で、スピリチュアルの力を心から信じ受け入れることが大事です。
スピリチュアル的にみた秋分の日ってどんな日?
スピリチュアル的にみた秋分の日とは、いったいどんな日なのでしょうか。
- 太陽の通り道
- 一年の折り返し地点の秋分の日
- 昼と夜の長さがほぼ同じ
この3つのポイントでご説明していきます。
太陽の通り道
秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈む日。
春分の日も同じです。
太陽が真東と真西を通る春分の日と秋分の日は、西(極楽浄土)と東(この世)が通じやすい日とされているため、この日に先祖供養をするようになったそうです。
普段は閉ざされている門が、開くような感覚ですね。
太陽はいつでも東から昇っているのが当たり前と思ってしまいがちですが、実際には季節によって少々ずれがあります。
冬至は東から少し南寄り、春分の日と秋分の日は真東、夏至は東から少し北寄り。
太陽が沈む位置にも、ずれがあり、
冬至は西から少し南寄り、春分の日と秋分の日は真西、夏至は西から少し北寄り。
太陽の高さにも、ずれがあり、
夏至が一番が高く、冬至が一番低くなります。
春分の日と秋分日は、夏至と冬至の間の高さになります。
毎日当たり前のように昇る太陽ですが、毎日同じ道をたどるのではなく、日々少しずつずれていたんですね。
そのおかげで日本には四季があり、毎日新しい日がやってくるんですよね。
一年の折り返し地点の秋分の日
スピリチュアル的には、春分の日を宇宙の元旦とするため、1年の始まりは春分の日と考えます。
星座が春分の日のおひつじ座からはじまるのは、そういった意味があるんですね。
そして、秋分の日は、春分の日から半年たち、一年の折り返し地点になります。
前半に種まきをしたことを、後半は花を咲かせていきましょう。
昼と夜の長さがほぼ同じ日
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。
昼と夜の長さが同じ日は年に2回あって、もうひとつは春分の日です。
1年にたったの2回しかない、大切な日です。
スピリチュアル的には、陽(昼)と陰(夜)のバランスが取れた日と考えます。
陽と陰、これは古代中国から伝わる陰陽思想によるもので、陰陽説では
「万物すべてのものは陽と陰で構成される」
と考えます。
どういうことなのかというと…例を出してご説明していきますね。
連想されるものとして
■陽・・・活動のエネルギー
太陽・天・男性・動・熱…
■陰・・・静寂のエネルギー
月・地・女性・静・冷…
つまり、陽と陰は対極にあるものということになりますね。
すべての物事は、対極にあるもの同士のバランスでできています。
右と左、上と下、寒いと暑い、高いと低い、早いと遅い、美しいと醜い…
感情にもバランスがあり、不安と恐怖、楽しいと悲しい、怒りと笑い…
物事が上手くいかないときは、このバランスが上手く取れていないことが多いと考えられます。
何事もバランスを上手くとることで、物事がスムーズに進んだり、気持ちや体が落ち着くんですね。
そう考えると、昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分の日が特別な日だということがわかりますね。
昼と夜の長さだけでなく、いろいろなもののバランスを取りやすくなる秋分の日。
この日をどのように過ごすとよいのか、次の章で詳しくご紹介していきます。
秋分の日のスピリチュアルな過ごし方
スピリチュアル的に特別な日の秋分の日の過ごし方について見ていきましょう。
次の内容に分けて、詳しくご紹介していきます!
- 太陽のエネルギーを感じる
- 後半に向けて新たなスタート
- 心と体、身のまわりの浄化
- お墓参りに行く
- 人間関係の見直し
太陽のエネルギーを感じる
太陽が真東と真西を通る、秋分の日。
これは、太陽が本来の正しい位置に戻ってきた日とも考えられます。
秋分の日は、太陽のエネルギーを最大限に受けることができる日なので、
- 窓を開け、太陽を体いっぱいに浴びましょう。
- そして、太陽に向かって深呼吸し、太陽のエネルギー体の中に存分に受け入れましょう。
心が落ち着いて、頭もスッキリするはずです。
後半に向けて新たなスタート
春分の日にたてた計画は、予定通り進んでいますか?
道がそれてしまった人や、なかなか前に進まずに焦っている人もいるかもしれません。
もし、春分の日に計画を立てていなかったという方も、今からでも遅くありません。
一年の後半に向けて、自分が進むべき道を見直し、軌道修正していきましょう。
心と体、身のまわりの浄化
一年の前半の疲れや夏で疲れなどで、体や心に毒素がたまっている方も多いことでしょう。
ゆったりとお風呂に使ったり、好きな香りにつつまれたり、自分がリラックスできると感じる方法で心と体をいたわりましょう。
旬の野菜や果物を食べるのもおススメ。
栄養価が高いだけでなく、植物から最高のパワーを体内に吸収することができます。
身のまわりの浄化としては、部屋の片づけやクローゼット内の断捨離がおススメ。
使わないものは思い切って処分しましょう。
良い運気を取り入れたくても、スペースがなければ取り入れることはできません。
不用品を部屋から排除することで、身のまわりに新しいものを取り入れるスペース作りをしましょう。
いつでも身のまわりは整理整頓をして、物をぎゅうぎゅうに詰め込まないように心がけましょう。
お墓参りに行く
先ほど、秋分の日は、極楽浄土とこの世が通じやすい日だというお話をしました。
秋分の日には、お墓参りに行ったり仏壇に手を合わせ、今の自分があるのはご先祖様のお陰だということに感謝し、お礼をお伝えしましょう。
ご先祖さまからの良い運気を取り入れることができるかもしれませんね。
人間関係の見直し
陽と陰のバランスが良い秋分の日は、人間関係のもつれを直すにも良い時と言えます。
男女関係や、上司や部下、友人など、すべてにおいて、人間関係で悩むのは辛いものです。
陽と陰のバランスが良い秋分の日は、ちょっといつもより心穏やかに周りの人と接してみましょう。
秋分の日の恩恵を受けているあなたには、その心の余裕があるはずです。
すると、自然と周りもあなたのペースにのまれ、心に余裕ができ、良好な人間関係を作ることができるでしょう。
まとめ
秋分の日のスピリチュアル的な考え方はいかがでしたか?
秋分の日のことを何も知らなければ、何事もなく一日が過ぎ去ってしまいますが、これを読んでいる方は秋分の日のすごさに気付くことができました。
これって物凄いラッキーだと思いませんか?
万全の体制で秋分の日が迎えられるように準備しておきたいですね。
▼夏至のスピリチュアル的な考え方は、こちら
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