次亜塩素酸水を使ったカビの除去と再発予防方法

部屋がカビ臭い!と困っていませんか?

カビ掃除には、人体に優しい次亜塩素酸水を使った方法がおススメ。

なぜ次亜塩素酸水がおススメなのか、カビの除去方法と、カビの発生を防止する除菌方法などをご紹介します。

 

次亜塩素酸水の効果については、現段階では調査中だとの報道があります。

こちらの記事の内容は、次亜塩素酸水の取り扱いショップで説明のある使用方法に基づいてまとめたものになります。

次亜塩素酸水の使用については自己責任でお願いいたします。

新しい情報が入り次第、内容を追記または訂正していきます。

 

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カビには健康被害がある

部屋がカビ臭いかも?と思ったときには、部屋にカビがいる証拠です。

一刻も早く、カビを除去しましょう。

なぜかというと、カビは健康を脅かす存在なんです。

カビが原因で引き起こす健康被害には次のようなものがあげられます。

  • 呼吸器系の病気
  • アレルギー
  • 食中毒
  • 発がん性

カビには多くの種類があり、菌の種類によって引き起こす病気にも違いがありますが、いずれにしても、体に良くないことには違いありません。

 

マメにお掃除や除菌をすることで、カビの発生を防ぐことができます。

そこで、おススメなのが次亜塩素酸水。

 

次亜塩素酸水がおススメの理由

次亜塩素酸はカビの消毒に強力な効果を発揮します。

強力な酸化作用があり、カビ以外にも微生物の殺菌にも効果もあります。

 

次亜塩素酸には、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水があり、この二つは名前はよく似ているけど、全く違うものなので、注意が必要です。

 

化学式で表すと、

次亜塩素酸ナトリウム・・・NaClO

次亜塩素酸水・・・HClO 

と、全く違うことがわかります。

 

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターなどの家庭用の塩素系漂白剤に含まれています。

強アルカリ性で、うっかり触ってしまうとヌルっとします。

扱っているときに服に跳ねると白く漂白されてしまう恐れもあります。

それらのことから、強力な成分であることがわかりますね。

金属を腐食させてしまう性質もあります。

強い塩素臭もあり、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので注意が必要です。

また、次亜塩素酸ナトリウムの洗剤は、人体に強い成分なので『スプレー噴射はしないでください』との注意書きがあります。

 

次亜塩素酸水

次亜塩素酸水は、塩酸や食塩水を電気分解することで作られることから、安全な成分だということがわかります。

次亜塩素酸水の『次亜塩素酸』にはカビを殺菌する成分があり、カビの除去や防止に強い効果を発揮します。

次亜塩素酸水は赤ちゃんやペットなどにも優しい成分なので、適切な濃度に作られたものであれば、スプレー噴射も可能なので、手軽に部屋中を除菌することができます。

 

次亜塩素酸水を使ったカビの除去方法

次亜塩素酸水を使ったカビの除去方法をご紹介します。

カビに、勢いよくスプレーを吹きかけるとカビが舞い散ってしまいますので、絶対やってはいけません!

正しい方法は、次の通りです。

 

■次亜塩素酸水のカビの除去方法

① 500ppmの濃度の次亜塩素酸水を用意します。

② カビの生えている場所を確認する

③ 次亜塩素酸水を吹きかけて湿らせたぼろ布やティッシュなどでカビを拭き取ります。

汚れた布やティッシュを何度も使うと、かえってカビを広げてしまうので、こまめに新しいものに変えて拭いてください。

④ カビが飛び散っている可能性があるので、カビが生えていた範囲よりさらに広い範囲でふきとる。

④ 拭いた場所を良く乾かす

 

次亜塩素酸水を適度な濃度に作ってスプレー容器に保存するときは、必ず遮光しましょう。

次亜塩素酸水は、日に当たると水に戻る特徴があります。

せっかくちょうどいい濃度に作ったのに、水に戻ってしまったら台無しですよね。

 

必ず遮光して、涼しい場所に保存しましょう。

冷蔵庫での保管が最適です。

 

次亜塩素酸水は、体に優しい成分なので、頑固なカビは落としきれないことがあります。

その場合は次亜塩素酸ナトリウムを使うのが効果的。

比較的できたばかりのカビには酸素系漂白剤(衣料用漂白剤ワイドハイターなど)、できてから時間がたっている根が深いカビには塩素系漂白剤(キッチンハイターンなど)が効果的です。

 

ですが、塩素系は強いので、家具など、色落ちしては困るものには酸素系の方が無難です。

塩素系の洗剤は酸性と混ぜると有毒ガスが発生する恐れがあるので、他の洗剤とは混ぜないようにして、必ず換気をするようにしましょう。

 

次亜塩素酸水を使ったカビの発生防止と再発予防方法

カビの発生防止

カビの発生防止には次亜塩素酸水がおススメ。

一度できたカビを除去したあとに再発予防の効果もあります。

 

カビの予防には100ppm~50ppmくらいの濃度の次亜塩素酸水を気になるところに直接スプレーまたはティッシュなどに次亜塩素酸水を吹きかけて湿らせたもので拭き掃除をしましょう。

 

カビの再発防止

キレイにカビを除去することができたら、再発しないように予防しましょう。

再発防止のために気を付けることは次2つです。

  • 清潔を保つ
  • 普段の掃除の跡、カビが発生しやすい場所に次亜塩素酸水で仕上げの除菌スプレーをする

 

次亜塩素酸水の特徴として、

次亜塩素酸水は、汚れた場所に使うと汚れと次亜塩素酸水が結合してしまい、水に戻ってしまうという特性があります。

キレイに掃除したあとに次亜塩素酸水を吹きかければ、効果大です。

こまめに次亜塩素酸水で除菌することでカビが発生しにくくなります。

 

次亜塩素酸水はこんな使い方もできる!

インフルエンザなどの感染症が流行る季節は、外出先でも除菌に気を付けたいですよね。

電車の手すりなど、誰か触ったかわからないところを触るのは抵抗があるものです。

そんな時は50ppmくらいの濃度の次亜塩素酸水を小さなスプレーボトルに入れて持ち歩けば安心です。

電車の手すりなど、触るところを次亜塩素酸水を含ませたティッシュで拭き取ったり気になるところを除菌することに使えます。

大活躍ですよ。

 

おススメのスプレーボトルポーチの作り方

 

『カビ掃除に次亜塩素酸水がおススメ!カビの除去と再発予防方法』まとめ

カビ掃除での次亜塩素酸水の使い方についてまとめましたが、いかがでしたか?

 

次亜塩素酸水は、お肌にも優しいので、毎日家事で酷使している女性の手肌にもとってもやさしいですよ。

じゃんじゃん使って、家じゅうきれいにして、ウイルスや細菌を寄せ付けない家にしたいですね。

 

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