春になると耳にする『イースター』。
イースターといえばウサギとパステルカラーのカラフルな卵を思い浮かべますよね。
イースターにはなんでうさぎと卵なんでしょうか。
卵をカラフルにするのには理由があるのでしょうか?
イースターの遊びってどんなことするの?
わからないことだらけなので、調べてみました。
イースターとうさぎの関係
イースターといえばイースターバニーと呼ばれるうさぎが有名ですね。
うさぎは多産の動物です。
なんと、最初の子がまだお腹の中にいるうちに、次の子を宿すことができるそうです。
つまり、一年に何度も出産することができるんだそう。
そんな理由から、生命の復活と繁栄を祝うイースターのシンボルとなっています。
イースターバニーの役割
祝日の前夜、イースターバニーは、カラフルな卵やキャンディ、ときにはおもちゃをバスケットに入れて子どもたちの家に届けます。祝日の前夜に子どもたちに贈り物を届けるなんてサンタクロースに似ていますね。
また、英語圏やドイツでは、祝日の前夜にカラフルな卵をイースターバニーが隠すという言い伝えもあります。そして、復活祭の朝に子どもたちは隠された卵を探します。
イースターと卵の関係
イースターといえば、カラフルな卵が特徴ですよね。
なぜ卵なのかというと、卵は生命誕生の象徴。
動かない卵から、生命が誕生する様子が、キリストが復活するさまを表していると考えられ、イースターでは卵が使われるようになったそうです。
イースターエッグは、なぜカラフルなの?
元々のイースターエッグは、太陽の象徴として明るい色を塗っていたとも言われています。
赤の卵は、幸福・情熱・太陽なども表しているので、イースターでは赤くぬった卵を友人に贈るという風習があります。
現在はいろいろな色や柄に塗って楽しみますが、それぞれちゃんと理由があります。
色
- 赤・・・太陽・情熱・行動・希望・幸福
- オレンジ・・・強さ・持続・大志
- ピンク・・・成功
- 青・・・空・健康
- 緑・・・豊穣・子孫繁栄・あふれる希望
- 紫・・・信頼・忍耐
- 白・・・誕生・清浄
柄
- 星・・・キリスト、厄除け、厄除け
- 農耕器具・・・土の恵み
- 太陽・・・生命、情熱、成長、富
- 木・・・繁栄
- 麦・・・豊穣
- へび・・・厄除け、永続性
- 魚・・・キリスト教のシンボル
- カエル・・・恵み、女性、若さ、美しさ
- 波・・・富、永遠
これらを意識してペイントを楽しみましょう。
ちょっと変わったスウェーデンのイースター
イースター・バニーのスウェーデン語の発音が、「イースターの魔法使い」を意味する言葉とよく似ているので、魔法使いはイースターのシンボルになっているらしいです。
そのため、イースターに子どもたちが魔女の仮装をする習慣があります。ちょっとハロウィンぽいですね。
まとめ
西欧と東欧では、イースターの内容は異なるようで、東欧ではこれらとは内容は異なるようです。
東欧だけではなく、その他の国や地方でも内容が異なるものがあり、それぞれ独自のお祝い方法ですごしているようですね。
日本ではまだ馴染みの薄いイベントですが、きっとあと数年もしたら、今より盛り上がるイベントになっていることでしょうね。
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