洗濯物の生乾き臭はモラクセラ菌が原因!洗濯で死滅させる11の方法

梅雨の季節は洗濯物に悩まされますよね。

部屋干しをした時の、あの生乾きのイヤ~な臭い(涙)

あれ、どうにかしたい!と思っている方は多いのではないでしょうか。

 

生乾きの臭いは、モラクセラ菌が原因!

 

ここでは、モラクセラ菌を洗濯で死滅させる11の方法についてご紹介します!

 

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生乾きの臭の原因はモラクセラ菌

臭いの原因はモラクセラ菌という雑菌です。

洗濯で落としきれなかった汗や食べものの汚れなどをモラクセラ菌が食べ、繁殖時に出す排泄物などが臭いの原因となります。

モラクセラ菌は、紫外線や乾燥に強いので、天日干しで紫外線を浴びたり乾燥することでの死滅は期待できません。

ですが、熱には弱い菌なので、60度程度のお湯を使って洗ったり、温風乾燥をすることで菌を死滅させることができます。

 

生乾きの臭いを防ぐ方法

生乾きの臭いの原因がわかったところで、次はモラクセラ菌を増やさない方法を見ていきましょう。

 

洗濯物の嫌な臭いのことを、一般的に生乾き臭と呼びますが、臭いの原因はモラクセラ菌の増殖によるもので、モラクセラ菌が増殖する条件は、生乾きの時間が長いことが主な原因だということはご存じの方も多いと思いますが、他にも原因は多数あります。

モラクセラ菌が増殖する条件をなくし、生乾き臭からサヨナラしましたいですよね。

 

では早速、モラクセラ菌を洗濯で死滅させる11の方法について見ていきましょう!

 

対策1. こまめな洗濯

モラクセラ菌は湿気が大好き

汗や食べものの汚れなどがついた服を長い時間放置することで、モラクセラ菌が増え、嫌な臭いが発生します。

洗濯物は、通気性の良いカゴに入れ、菌の繁殖を少しでも抑えましょう。

そして、洗濯物はため込まず、こまめに洗濯することが大事です。

 

対策2. 洗濯物を洗濯機に詰め込み過ぎない

洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎると、汚れが落ちづらい状態になってしまいます。

既定の7~8割程度の量がおススメ

水の中で洗濯物がちゃんとぐるぐると回っていることを確かめてみるといいですね。

 

対策3. お風呂の残り湯による、すすぎ洗濯はしない

お風呂の残り湯には、人の垢や皮脂、細菌などがたくさんあります。

菌は人肌の温度を好むので、お風呂の残り湯は菌にとって居心地の良い場所。

昨夜のお湯が翌朝になると、菌が多く繁殖してしまっていることが考えられます。

お風呂の残り湯で洗濯するということは、雑菌を多く含んだお湯で洗濯するということ。

そう考えるとあまりきれいではないですよね。

 

とはいえ、おふろの残り湯は水道水より温度が高いので、洗濯物の汚れがよく落ちるというのも事実です。

残り湯を使う場合は、洗いの時だけ使用し、すすぎには使用しないようにしましょう。

 

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原因4. 洗濯槽のカビ

洗濯槽の掃除、こまめに行っていますか?

洗濯槽の裏側は見えにくく、汚れが分かりづらいですが、湿気がたまりカビが生えやすい場所です。

洗い方や干し方の工夫をしても、洗濯機にカビや雑菌がいたのでは台無しになってしまいます。

洗濯槽掃除は、月に一度ペースをおススメします。

また、洗濯機使用後は、ふたは閉めず、乾燥しやすい状態にしましょう。

 

対策5.  洗剤量は適量を使う

汚れがひどいからといって、洗剤の量を増やしていませんか?

洗剤量を増やしても、洗浄力がアップすることはありません

洗剤量が多いと洗濯槽に洗剤が残りそこから雑菌が増える原因になってしまいます。

洗剤量は適量を使うようにしましょう。

 

対策6.  洗濯前に、熱湯に浸ける

熱湯には、殺菌・消毒効果があります。

汚れが気になる洗濯物は、60度~70度程度のお湯に洗濯物をつけると菌が死滅します

熱湯2:水1、または沸騰する手前くらいのお湯を使用することで60~70℃くらいのお湯がつくれます。

温度の高いお湯は洗濯機に入れずに、まずは、バケツなどで衣類を浸し、30分程度置きましょう。

その後、お湯ごと、または洗濯ものだけを洗濯機に入れていつも通り洗濯をしましょう。

温度の高いお湯が苦手な衣類もありますので、必ず品質表示を確認してくださいね。

 

対策7.  酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤を使うことで除菌効果が期待できます。

塩素系漂白剤は、強力な殺菌力が期待できますが、色柄物にはつかえません。

酸素系漂白剤なら色柄物にも使えて安心です。

洗濯の際に、通常の洗濯洗剤と一緒に投入するだけです。

汚れがひどい時は洗濯前につけ置きすることもできますが、色落ちが心配なので、後染めの商品などは色落ちしやすかったりするので、品質表示に色落ちしやすいとの記載があるものはやめたほうが無難です。

いづれにしても、品質表示を確認してから使用するようにしましょう。

 

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対策8. 重層を使う

重層は口に入っても安心な物質なので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。

重層には皮脂汚れを落としやすくする効果があるので、モラクセラ菌のえさをなくすことでき、繁殖を抑えることができます。

使用方法は簡単。

40℃くらいのお湯に水量10ℓに対して、大さじ1の重層を溶かして、洗濯槽に入れます。

後はいつも通りの洗濯洗剤を使用して洗濯します。

 

対策9. 部屋干し用洗剤を使う

重層とか、いろいろ面倒くさいという場合は、部屋干し用洗剤を使いましょう。

酸素系漂白剤が入っていたりと、除菌消臭効果が期待できるので、まずは部屋干し用洗剤を使ってみるのもいいですね。

 

対策10. 洗濯後はすぐに干す

洗濯が終わった状態で洗濯機に長く放置することで生乾きの時間が長くなり、モラクセラ菌が増殖してしまいます。

脱水が終わったら、すぐに干しましょう

脱水後、5分以内に干すのが効果的です。

それ以上おいてしまうと、菌が急激に増えてしまいます。

 

▼干し方についてはこちらをどうぞ

梅雨を乗り切る!洗濯物を早く乾かす干し方のコツ10選。イヤな臭いバイバイ
梅雨時期や雨が続くときは、洗濯物が乾きづらくて困りますよね。 天日干しでカラッと乾かしたい!と思っても、そうはいかず、部屋干しが続く時ってありますよね。 部屋干しでも、生乾きの臭いをさせず、快適に洗濯物を乾かす干し方をご紹介しま...

 

対策11.  洗濯物は短時間で乾かす工夫を

生乾きの時間が長ければ長いほど、モラクセラ菌の繁殖の時間が長いということになってしまいます。

少しでも早く乾くよう、干し方に工夫をしましょう。

シャツやハンカチなどは、半乾きの状態で、アイロンをかけるのもおススメ。

生乾き短縮だけでなく、しわも伸びすくなるし、高温による殺菌効果もあったりと、いいことだらけです。

 

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まとめ

いかがでしたが?

モラクセラ菌を増やさない、ということを意識し洗濯をすることが大事だということがわかりました。

これだけ対策があれば、いくつかはすぐにでも実践できそうですね。

今年の梅雨は、生乾き臭とサヨナラしましょう。

 

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